私たちの仕事 WORK
リサイクル業
今、私たちの周りには物があふれ、当然、捨てられ破棄される物も増えています。廃プラスチックしかり、食品でさえ廃棄量の多さが問題となっています。
一方で、昔からリサイクルが普通に行われていた物、代表的な鉄や金属類・古紙など、古衣料も今ほど捨てられることはありませんでした。
リサイクル専用に向けられる「専ら(もっぱら)物」として「価値」があったからです。
当社では長年にわたって、この「もっぱら物」を扱ってきました。
主に鉄と非鉄金属です。古紙類も工場から発生する段ボールほか(もうかれこれ30年以上続けている)地元町内子ども育成会の回収事業にも取り組んできました。
鉄屑金属屑類は、県内お取引先様・工場からの回収物がほとんどで、幸いにも地元土浦市には関東スチール(株)様、つくば市に(株)伊藤製鐵所様と二つの電炉製鉄所(電気を熱源にして鉄屑を溶解~製鉄・製品化する)があり、地の利を生かした事業活動ができます。
有価物と廃棄物
かつて鉄屑や銅・ステンレスといった金属屑の値段が高騰し、門扉や電線さらには墓所のステンレス花立まで盗まれたことがありました。しかし、その前には鉄屑類や古紙類が大暴落し逆有償化や産業廃棄物となるなど、リサイクル業存亡の危機に陥ったこともありました。比較的内需型の消費に支えられてきたリサイクル物が、海外市場の影響(特に中国)を大きく受けるようになったためです。
もちろん今は、あらゆる物が間接直接密接に世界経済の影響を受けています。
リサイクル資源物も当然、その中で価値・価格の上がり下がり変動の激しい相場商品的性格を強めて、価値が下がったために手間のかかる解体や選別がされずに廃棄物として処理される素材が増えてきました。今、世界的に問題となっている廃プラスチック類、かつては有価性を持った素材として多くが輸出されていましたし、金属屑系、いわゆる「雑品」と称される物も有価物として確約されていました。こうした素材・資源物を、有価性・価値がなくなったから即廃棄、ではなく、再利用・再資源化・燃料化など様々なリサイクルの可能性に取り組んで行くことが「私たちの仕事」ひとつの大きな役割だと考えます。
茨城県再生資源事業協同組合 組合員
土浦市資源事業協同組合 組合員
茨城県産業資源循環協会 会員
金属くず商・古物商 許可
産業廃棄物収集運搬業 許可
・茨城県 00801109742
・千葉県 01200109742